伊丹シティホテルレストランから
 家人と今さら、面と向かって話すことはないのだが、聞かねばならない、このごろ、どういうつもりでいるのか、何を思うのか、ただ聞いて、相づちをうつ。ちょっと場所を変えて食事をしながら。窓際のあの模様。おお、それが天井の硝子に対照として映っている。奥まったこの位置からの意外な美しさなのだと気づく。
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