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源平古戦場と明石大橋
【源平古戦場と明石大橋】
 須磨の海水浴場の浜。毎年2月上旬の夜の明け方。耳を澄ますと朝靄の中から馬のいななき、武具のかちあう音が聞こえるという。源平古戦場、戦さが浜とい う。明石海峡大橋、須磨浦山上公園のある鉄塊山。山上から西が播磨の国、手前が摂津。麓に熱盛塚。隣の長田区には平氏の豪勇忠度の腕塚、胴塚などの地名が 残る。この山の裏からトンネルで土を運んで、神戸市は人工島を造った。このころ、私はしつこい色づかいでした。
日向灘
【日向灘】
 隼人はどこから来たか?なぜ、宮崎には、埴輪、土偶の類が、大和と離れて存在するか?日本民族の複合的成り立ちの一つなんでしょう。
永原あたり
【永原あたり】
 一瞬の映像を描く 湖西線の車中で  湖西線の特急車の車中。「うん。今年は雪がまだ残っているな。嶺南のあたりにまで」本を読みながら、時々車窓に眼をやる。  トンネルを抜けた。永原あたりで、奥琵琶の突端に向けて、田んぼの中を、まっすぐに用水路らしき川が走る光景に出くわした。  本の裏表紙をに、持っていたラインマーカーで、記憶が薄れぬうちに迷いなく描き込んだ。  隣席の女性が、なにやら、話しかけてこられた。固形水彩絵の具のパレットを弁当箱のように開けて、水筆で色を溶かして、濡らす。  もう、あの風景に戻ることはできない。「水筆は、中に水が入っていますから押さえて、溶かして塗る。」「描きたいとき、こう見えたからこう描く。」誰で も、できますよ。
宮園橋
【宮園橋】
伊丹市からサイクリングロードを南に下ると尼崎市の猪名川右岸にある。あの茂みの向こうは、尼崎市農業公園。 巨大水道管は水道施設があるから。
阪神芦屋駅ホーム山側
【阪神芦屋駅ホーム山側】
 阪神芦屋駅上り梅田行き特急を降りて、普通を待つ時間。ややこしい本の、表紙裏にスケッチ。後で、彩色。水が光ってきれいな、しかし暑い夏でした。ちょっと手荒で雑ですね。でも、そこをわざわざ描きにいく時間はありそうでありはしませんから。本の名前は、「税法と会社法の連携」。この方面ではよく売れた 方のようですが、すぐ浮気したくなる歯ごたえ十分の本でした。
皇居外苑 内堀通
【皇居外苑 内堀通】
 皇居を一望する日本一の規模の法律事務所の会議室で、泊まりがけで会社法の勉強会の末席の末席に加わった。透徹した論理の応酬に上野動物園より珍しいものを見せて頂いたという感激が残った。そのうち、このメンバーの内から必ず、日本最先端の専門家が輩出するのではと。朝早起きして、これを描いた。あれ、 まさかのUFJ銀行本店ビル。この絵は勉強会の副産物