同志社 クラーク記念館
 弘風館で講義。何もかも言おうとして、早口 難解。まるで石塔の前で話したよう。頑張って話せば、通じるという思いこみだ。
 何度も咀嚼して相手の立場になって、ゆっくりと、核心に意を砕く。ほとんど通じない、それが当たり前だというあきらめが肝腎だったかと。後の祭り。しかし、やってみてわかったことだ。高校生の頃、蛍雪時代という受験雑誌の表紙に長髪のイケメンが、女学生に囲まれてこの建物をカンバスに描く号があった。私は、この大学はまぶしすぎて合わないなと思ったことを思い出す。