四万十川の朝
 朝靄が広大で、人間の作り物はかすむ。高知は工業生産全国最低。でも年に二度米がとれる。鯨がはねる。「播磨屋橋で坊さん簪買うを見た」のその名も純信。実は、寺に出入りの娘に横恋慕した別の坊主が自分の所業をあれは純信だと腹いせに流布したのだと須崎の寺で白状して息を引き取った。「うたのうらばなし」から。
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