以学館 初秋
                       以学館 初秋
 永い空白を経て、母校に寄った。周辺を買い進み、大規模化の途上。経済・経営学部棟だったが、今では産業社会学部基本棟である以学館。東側の二階には、立命評論や新聞社などのボックス。後年、NHKの看板アナウンサーになった男の声が、当時から中立を装って「本日・民青系学生が・・・・・・」と学内放送していたことを思い出す。地階ではかすかに昔の幻影を感じた。しかし、立て看板一つない。校門外にある立命館平和ミュージアムを見学。展示物の兵隊の背嚢の重さに驚く。しかし、これは「平和と民主主義」は全部ミュージアムに任せて、学園内は宗教か収容施設と割り切って分業したのであろうか。