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てりむくりの清水寺 口の悪い親爺が、この絵を見て、なんでこんなに屋根が膨らんでいるんだ。いくら手抜きの絵にしても、不細工やと言いよった。いや、現場に行ったら本当に膨らんでいるし、反っているんだ。清水には行ったことあるやろ。というが信用しない。これを称して、てりむくりという。中公新書に「てりむくり」という、それだけを日本文化論として追及した本がある。日本独特のものだという。ま、素人ですから、強調し過ぎの手抜きは認めますがね。