尼 崎 市 橘 公 園
            尼崎市橘公園

 その日の平和行進の出発点。市長も激励挨拶に来られた。核兵器反対運動が原水協と原水禁に分裂したのは、部分核実験停止条約を巡って、これを平和の前進と評価せよとの命題を踏み絵としたことにあったようである。地下核実験が野放しにされながら、原子力の平和利用という名目による核兵器開発能力の確保という権力の底意に利用されたことが、今日の核制御不能に至る事故の背景にあったと私は見る。