寺の満月
 振り返ると満月が寺の大屋根の上に。枝葉が月にかかる。実は、粗雑なスケッチのしずくが垂れたのだが、そのまま塗っておくことにした。嘘に嘘を重ねると言う。
駅から家に帰る自転車を止めた時、空の月を探したらあった、あった。